中国在住10年を経て帰国。
中国、という日本とは違った視点で、
日本をあれこれ考えてみる、
日中文化考ブログ by 田中奈美
園児殺害事件再び

 陝西省で12日、9人の幼稚園児が殺害される事件があった。

 中国では今年3月から、小学校や幼稚園に乱入した男によって、子供が死傷する事件が、すでに5、6件続いている。

 これを受け、政府は各地の学校に、安全対策の強化を通知したばかりのところだった。

 

 これまでの事件は、いずれも無職、貧困などで社会に強い恨みを持った者の犯行と報じられ、格差社会が生んだ事件として注目されていた。

 

 しかし、今回の犯行動機は、「貧困」ではないらしい。

 犯人の男は商売を営んでおり、比較的裕福だが、糖尿病や前立腺の病気などいくつかの病気をかかえ、それが治らないことを苦にしていたという。

 

 また事件の起きた幼稚園は、犯人の男が所有する建物を借りて営業していたものだったそう。

 家賃の問題から、男は幼稚園に立ち退きを要求していたが、幼稚園側はこれに応じず、男は、逆恨みした園長に「呪詛」をかけられたため、病気が治らないと思い込んでいたという。

 以上が、政府発表として、粛粛と報じられた内容だ。

 

 それで亡くなった子供の親が納得できるのかはわかないが、犯人の男はすでにその場で自殺しており、真偽のほどもいまひとつ不明。

 また、事件に関するネット掲示板などは、すでに削除されているようで、ネットの声も、今のところ聞こえてこない。

 

 ところで、これとは別件で、11日、江蘇省の幼稚園で、えびを食べた児童100人以上が、食中毒になるという事件もあった。

 幼稚園や学校での食中毒事件が少なからずあることをかえりみると、確率的にはむしろ、こちらのほうが「重篤」な問題だったりするかもしれない。

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