中国在住10年を経て帰国。
中国、という日本とは違った視点で、
日本をあれこれ考えてみる、
日中文化考ブログ by 田中奈美
「古い口座は身分証確認をしないと凍結もありうる」通知、1年後。

 昨年初め、中国の銀行で2007年以前の口座を開いた者は銀行で身分証の確認を行わないと、口座の凍結もありうるという通知が出された。

 

 ニセの身分証で財産隠しをしている役人をあぶり出すためかと邪推されるこの措置。

 当時、北京では6月までに70%、年内にはすべて完了し、確認がとれないものは凍結するというなかなか仰々しい通知だった。

 

 私には2007年前に開設した通帳と、それ以降に開設したカードがある。

 そのうち銀行に行かなくちゃと思いつつ、すっかり忘れてしまっていたのだが、年明け、ATMで現金を引き出したした際に「身分証の確認を行ってください」というメッセージが表示された。

 

 前から表示されていたような気もするのだが、いつもあまり気にしていなかった。

 ともあれ凍結されては困るので、パスポートを持って銀行に行った。

 

 ところが窓口で身分証の確認に来たと告げると、窓口の青年はきょとんとした。

 「ほら、ATMで身分証確認しろって表示されて、凍結されたら困るから」というと、「ああ、それ!」と言ったお兄さん。

 「別に確認しなくてもどうってことないよ!」

 

 これぞ中国の「通知」のなれの果て。

 もっともそうやって甘くみていると、後でとんでもなく痛い目にあうこともゼロではないので、ガイジン的には通知はきちんと守るにこしたことはないのである。 

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