中国在住10年を経て帰国。
中国、という日本とは違った視点で、
日本をあれこれ考えてみる、
日中文化考ブログ by 田中奈美
着る毛布@日本

 東京は、ある点において、北京よりもかなり寒いと思う。

 なぜなら北京市には「暖気」という全市暖房システムがあり、家の中はぽかぽかだからだ。私が借りているオンボロアパートでも20℃以上はある、

 対する東京のマンションはエアコンを切れば冷え切ってしまい、つけたところで足元は寒い。加えて電気代もばかにならない。

 

 何かいいアイデアはないかとネットをみていたら、「切る毛布」なるものがヒットした。

 毛布に袖をつけ、ダボダボ&ズルズルのガウンのようにして着られるようにしたもので、以前はみかけなかったと思うので、ここ数年のブームだろうか。

 

 ダボダボ&ズルズルの状態でモデルがさまざまなポーズをとり、「ほら、とってもオシャレ!」といった宣伝文句がついている。しかもそのオシャレさと機能は年々進化を遂げ、より暖かさを追求するためにフードがついたり、より便利さを追求するためにポケットや、裾をたくしあげられるベルトがついたり、いろいろなカラーを取りそろえたりしている。

 

 所詮ダボダボ&ズルズルの毛布ガウンでそこまで追求する日本的スピリットはすばらしいと思うのだが、同時にこの国は退屈なまでに平和だと感じてしまう。

 とはいえ、「これで暖房いらないわ〜」といった口コミをみていると、うっかり購入ボタンをポチッとしてしまいそうな自分もいたりする。

 
日本小景 comments(0) trackbacks(0)
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://china.gaogao.boo.jp/trackback/1474756
<< NEW | TOP | OLD>>